櫻井商店は、私達の祖父(櫻井仁三郎)が昭和20年頃、北海道札幌市で創業したお店でした。当時は、駄菓子、玩具、縁起物等の卸売をやっているお店でした。祖父は、私が生まれる4ヶ月前に病気で他界したため、私は祖父の顔を写真でしか見たことがありません。そして、私達の父が2代目を継ぎ、長らくして廃業していました。
そんな小さな自宅兼商店で育った僕達でしたので、小さな頃からお店を手伝っていたので、自然と商売に触れていたんだと感じています。自分自身も、そんな環境が自然と好きで、あたりまえの環境でした。今の自分を作ってもらったのも、祖父のお陰だと思っています。
だからなのか、あたりまえだった櫻井商店の廃業時はすごく寂しく、すごく悔しい感情を抱いていたことを今でも鮮明に覚えています。
私には姉と兄がおりますが、姉は結婚してましたし、僕も兄も各自独立していたため、家業は継がず廃業しました。
そして、次の事業展開を模索する時が訪れました。その時に真っ先に思い浮かんだのは、「人に喜ばれる商売をして、櫻井商店を復活させたい」この思いだけは、強く感じていました。
これが、三代目櫻井商店復活の最初の思いです!
続く・・・
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